OKPのノート

日記を書きます

新型コロナワクチンを接種。予約までといろいろ、所感

本日、地元の個別接種で新型コロナワクチン(ファイザー)を接種しました(1回目)。
普通の少し大きなクリニックでの個別接種なので集団接種会場のような流れ作業ではなく、普段の診察のような受付から、待合いスペース的な場所を使って一定の距離を空けての着座、看護師さんが順番に接種をして、その場で15分待機といった流れ。土砂降りのタイミングで出掛けてしまいずぶ濡れになったせいか、普段より体温が高め(36度8分)に出てしまい少しだけ焦りました。

今のところ腕の痛みも特になく、腕を高く上げるとかろうじて痛みがあるかな……程度。微妙に身体がダルい気もしますが、この時期は暑さに対してのエアコン調整がなかなか上手く行かず体温調整に苦労するので(要は常にダルい。更年期?)、接種との関連は微妙な感じ。

腕の痛みのその後について追記:腕の痛みですが当日の夜(接種から12時間程度)になって少し強くなり、筋肉痛のような痛みが上腕部に広がりました。寝る際はいつも右半身を下にするのですが、接種した右肩を下にすると痛むので上〜逆側を向いて寝ました。翌朝もそこそこ痛みは残っていましたが、徐々に痛みは引いて2日目の夜は腕を上げた際と、接種した場所を押した場合にのみ軽い痛みが出る程度(最初にこの日記を書いたときと同じ位)でしょうか。
副反応と言えるレベルなのか筋肉注射に対しての症状なのかは微妙ですが、その他の体調不良などはありません。

新型コロナのワクチン接種については可能であれば早く受けたいと思いつつ、健康体の40代フリーランスなので(?)順序はかなり後回しにされそうな覚悟をしていました。当初は自分の番が回ってくるまで大人しく待っているつもりでしたが、結局は市の集団接種が始まる前に受けることとなりました。そんな経緯について、記憶が新しいうちにメモを残しておきます。

* *

6月の半ばに自衛隊東京大規模接種センターが対象者の枠を広げた際(6/15〜17あたりのこと)、市が窓口で希望者に接種券を急遽発行してくれる動きがあったのですが、私が気付いたのは17日になって以下のツイートを見たタイミングのこと。

迷っているうちに大規模接種センターの予約枠は埋まってしまったようで、このタイミングでの接種券発行は諦めました。

しかし7月の頭に妻が職域接種を受けられることになり、今後の行動を考えるとやはり自分も少しでも早く接種しておきたいなと。Twitterのタイムラインでも、次々に若い世代の方の接種(予約や完了)報告が見られるようになり、職域で受けられる人が羨ましかったり、それ以外の人はどうやって受けているのだろう?みたいな疑問なども……。

その時点ではまだ手元に接種券は届いておらず、市の発表では12〜59歳の接種券の発送は7月5日以降になるとのアナウンスがありました。

接種券は7月5日の夕方にはポストに入っていたと思いますが、その時点での市の予約受付の対象は「60歳以上の方/50歳以上の基礎疾患のある方」とのことでした。

市のホームページを確認した所、集団接種とは別に個別接種の予約受付も始まっていたのですが、「基礎疾患がある方を優先」とのことだったのでまだ自分は対象ではないと判断しました。しかし、これはどうやら少し早まった判断だったようです(後述)。

府中市新型コロナワクチン接種について 東京都府中市ホームページ
個別接種の予約受付は、基礎疾患がある方を優先して受け付けますが、空き状況により、医療機関の判断で、対象者や受付開始日を決定していますので、個別接種を行っている各医療機関にお問い合わせください。

さて、7月9日の18時から大規模接種センターが再度で予約を受け付けるということで、妻(この時点で、職域でモデルナワクチン接種済)にも自分の接種番号を伝え、2人掛かりで電話とネットで予約チャレンジしてみたものの、開始数分で2000人程の枠は埋まってしまいました。この頃になると接種券が届いていた自治体も増えたでしょうし、相当の人が殺到したのでしょう……。

結局自分は集団接種待ちかと諦めていましたが、予約番号を伝えていた妻が「市の個別接種が取れるっぽいよ?」と気づきます。
実は個別接種は医療機関に直接問い合わせる他、集団接種と同じWEB予約システムに対応している医療機関があるのですが、どうやらそこに空きがあるらしく、私の年齢で基礎疾患がなくても予約が可能なようです。かかりつけ内科も個別接種会場にはなっていたものの、受付が電話のみだったこともあり、忙しい最中に基礎疾患のない自分が問い合わせるのも悪いかなと遠慮していたのでした……。

しかしWEB予約の対象になっている近所のクリニックのサイトを見ると、基礎疾患に関係なく20歳以上の個別接種の受付を行っているようです。直近だと翌週15日の午前中に枠が空いてたので(この時点で他にもかなり空いてた)そのまま予約を完了。近隣のWEB予約に対応しているクリニックもいくつか見ましたが、月内に接種可能な場所はいくつかあるようでした。

やや拍子抜けですが、あっさり翌週の接種予約が取れてしまいました。もしかしたら接種券が届いてすぐにこの個別接種に当たっていたら、もっと早い予約も可能だったのかもしれません。
恐らく私同様にまだ自分が個別接種の対象ではないと思っていたり、直接問い合わせることを躊躇したり、気付いてない人も多い状況だと思いますが、自分も妻が気付いていなければまだ予約すら取れていなかった可能性が高いでしょう。

* *

ということで本日ワクチン接種を受けてきた訳ですが、周りも私と同年代から恐らく若い人の姿もあり、やはりみんなちゃんと調べて予約をしているのですね。積極的に動いた人、気付けた人から順番が回ってくることはある程度仕方ないとは思いつつも、公平感という視点からはなんというか情報格差のようなものを感じてしまう出来事でした。
ちなみにうちの自治体では、明日から40歳以上を対象にした集団接種の予約が始まるようです。自治体によってはまだ接種券が届いてない所もあるようですし、早く不公平感が解消されて希望する人ががスムーズにワクチン接種を受けられるようになることを祈ってます。

そういえば自分のワクチン接種が決まって、実家の親に久々に連絡してみた所(薄情者)、先月の頭には2回目の接種を終えていたそう。やるな年寄り。
夫婦で2回目の接種を受けて所定の期間が明けたら、久々に犬と親に会いに実家を訪ねてみましょうか。