OKPのノート

日記を書きます

ブログを書いてみたいと言いながらまだ書いてない人【note】

(2020/02/06のnoteより転記)
長年ブログを書いているせいか、たまに「私もブログやろうと思ってる」「何を書けば良いのか分からない」など、相談のような雑談になることがあります。後はここ何年かで増えたのは、「ブログで収益化したい」とか「お小遣い稼ぎしてみたい」といったもの。

その場では一般論的なアドバイスや自分の経験を語ったりもするのですが、相手によってはもう少しストレートに伝えることもあって、それは「やりたいと言いつつ、まだやってないならそもそも向いてないのでは?」という身も蓋もないもの。
今はやりたければ人にアドバイスなんて求めなくても、いくらでも無料でブログなんて始められますし(オススメは「はてなブログ」だよ)、このnoteにしても最初に自己紹介的なエントリを書いてから、ものの5分で公開することができました。それぐらい「書いて発表する」行為はハードルが低くて、その気になれば誰にでもすぐできること。

ブログ以前の20年前からネットにアレコレを垂れ流し続けてきた人間のひとりとして思うのは、例え自分が何者でもなくても、文章が(写真が)上手くなかろうと、何かを書きたい(伝えたい)という衝動はそう簡単に抑えられるものではないということ。
「ブログをやりたいから何か探して書く」ではなく、「そもそも書きたいことがあって、“たまたま”ブログという手段があったに過ぎない」のですよね。

ブログ(ネット)ってそもそもそんな人だらけの場所ですし、そんな中で伝えたい欲求のない人が後から参加して、あまつさえは収益化とか小遣い稼ぎしたいといっても、さすがに難しいのでは?と(もちろんそれは個人の自由です)。
最初から収益を目的に始めるブロガーも今は多いのかもしれませんが、それこそ完全に「仕事」ですし、モノになるかの可能性を考えたら、下手なアルバイトよりも困難な道のりではないでしょうか。

書き続けることの適性はもちろん、サイト構築やSEO、各方面の知識まで考えたら、小さな事業をいちから起こすようなもの。しかもその先は、同じ目的を持つ多くのライバルに、収益なんて見向きもせずに書き続けずには居られないおかしな人間(失敬)たちがウヨウヨいる土俵なのですから。

書きたいことがあったら、まず気軽に始めて見る。続けられそうなら、可能な範囲で続けてみる。その中で適性のある人が収益化されることもある。それぐらいに捉えていた方が気楽だと思います。
一般論にするつもりはありませんし、あくまで私の認識ですけども。